そーせいのガン関連、
提携パイプライン(導出先)はAstraZeneca(アストラゼネカ)社。
<公式HPより引用>
第II相
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試験薬剤名: AZD4635 / imaradenant
適応: 転移性去勢抵抗性前立腺癌
モダリティ: 低分子薬
AZD4635は当社グループが創製した低分子のアデノシンA2a受容体拮抗薬で、
2015年にAstraZeneca社に導出しました。
腫瘍微小環境においてアデノシンが産生されるのを阻害する手法は、
がん免疫治療において急速に成長しているアプローチのひとつで、研究開発中のA2a受容体拮抗薬の中でも最も進んだ候補薬です。
現在、転移性去勢抵抗性前立腺がんの患者さまを対象として第II相臨床試験を行っており、
第一患者群はAstraZeneca社の抗PD-L1抗体デュルバルマブ(イミフィンジ®)との併用、第二患者群はイミフィンジ®とCabazitaxelとの3剤併用で試験を進めていきます。
また、並行して、進行した固形がんの患者を対象として第Ⅰ相試験が進捗中です。
AZD4635は溶解性、有効性、選択性に優れた低分子薬であり、
局所的に高いアデノシン濃度が見られた場合でも高用量での投与が可能です。
※癌患者のためにも、早く第3相をへて、上市することを期待したいです。